先物取引の基礎知識

金融と先物取引

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金融とは、おカネを融通することであり「金融機関」とは、おカネの融通に関する業務を行っている会社のことで、私たちが最も多く利用しているのが銀行です。また銀行と同じように融資業務を行なう金融機関に「信用金庫」、「信用組合」などの中小企業・個人向け金融機関があります。

金融と金融先物取引

そのほか「証券会社」や「保険会社」、信販会社やサラ金などの「ノンバンク」なども金融機関の一種です。さらにこれらの民間の金融機関に対し、政府系金融機関も存在します。政府系機関には、日本銀行をはじめ、日本輸出入銀行、日本開発銀行、公庫、郵便局があります。

お金の供給者(貸し手)と需要者(借り手)が、お金を融通する市場を「金融市場」といいます。金融市場は、大きく「長期金融市場(資本市場)と「短期金融市場」とに分かれ、長期金融市場は、株式や公社債などを用いて長期にわたって金融取引が行なわれる市場のことです。

企業の設備資金などは、この市場で調達され、短期金融市場は、一年未満の金融取引が行われる市場のことをさしています。お金を貸したり借りたりという金融取引は、金融市場で決められた金利に従って、

一定金額で行なわれています。ここで行なわれる取引には企業や金融機関ばかりでなく、個人や政府も参加していて、そして私たちが貯蓄する反面、借金することもあるように、参加者全員が、供給者と需要者の両面を持っているのです。

この金融市場は、24時間世界のどこかで市場が開かれており、いつでも取引できます。このことを「24時間ディーリング」と言いますが、国際的な金融市場はニューヨーク、東京、ロンドンの二大市場のほか、バーレーン、パリ、シドニー、シンガポール、ロサンゼルスなどの市場があります。

たとえば日本時間で月曜日の朝8時にはシドニー市場が立ち-(9時東京)-(10時シンガポール)。午後2時になるとバーレーン市場が立ち-(3時東京が閉まリ)-(ロンドン)-(ニューヨーク)-(シカゴ)-(ロサンゼルス)が開き、すべて閉まる前にまた(シドニー)が開きます。

このように24時間金融市場が開いているのは市場同士で提携したり、先物取引が行なえるシステムを導入したりと、世界中で24時間取引の体制整備に努めているからです。

特定の金融商品を、将来の特定日に特定の数量、あらかじめ定めた特定の価格で取引することを金融先物取引といいます。一般的には、その特定日に、その金融商品をあらかじめ定めた特定額で買い付け、その日の「時価」で売りに出します。その際、金利や為替レートの変動などの影響を受けて、「時価」の方があらかじめ定めた額よりも値上がりしていたら、投資家は利益(値ザヤ)を上げることができることになります。

金融先物取引は、「通貨先物」、「金利先物」、「指数(株価・債券)先物」などに大別されますが、この取引もレバレッジがききいて、東京証券取引所の場合、代金総額の三%の証拠金で大きい値ザヤを儲けることができるのが魅力です。

 

 

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