商品先物取引

取引員の役割

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商品先物取引は、取次をする業者に証拠金(保証金)を預託すると、取引をはじめることができます。

商品先物取引の取次をするのが商品取引員

株式市場の証券会社に当たるのが商品取引員です。売買の注文は、商品取引所の会員である「取引員(商品取引員)」を通じて行わなければなりません。そして、証拠金という保証金と同じような担保として、一定の金額を預けなければなりません。これは現金以外に有価証券(国債や株券)などでもいいのですが、大体時価の6~8掛に評価されます。これを充用価格(じゅうようかかく)といい、評価額が証拠金に代用されます。もちろん名儀は変りませんので、取引が終ればそのまま返却してくれます。

証拠金は東京小豆の場合1枚(1袋30kgを80袋)につき6万円くらいです。銘柄によっても値段によっても、証拠金の額が違います。相場が高くなってくると証拠金(臨時増)が上がったり、当限の建玉には証拠金(定時増)の額が増額されますので、証拠金の額は余裕を持って預託しておかなければなりません。

取引員は、客の売買を取り次いで手数料を取るのが商売です。これも、株と同じように定められています。小豆の場合は、新に建玉(新規建玉)をする時に3,000円、決済(仕切り・手仕舞い)する時にその月であれば2,800円、決済が翌月になれば3,000円となり、以降月に200円がプラスされ、決済時に消費税と一括して証拠金から差引かれます。つまり売買の往復で1枚当たり5,800円から6,800円で、80円以上の値動きがあれば利益となります。しかし、手数料の自由化以降、インターネット取引では半値程度の手数料で済ませることもできますし、損切り時の手数料は取らないところもありますから選び方次第ということになります。

取引を立会(たちあい)といって、年末、年始、土・日曜、祝祭日を除いて毎日あります。納会はその限月だけ前場で終了し、翌日新しい限月が建ちます。小豆の場合、立会はセリ売買で行われます。午前は9時、10時、11時で、これを前場(ぜんば)といい、午後は1時、2時、3時で、後場(ごば)といいます。

取引の締結の仕方は、単一約定値段による競争売買です。これは、各限月ごとに取引所の市場担当者が高台から仮の値段を先ず示します。各会員(実需者・商社・取引員)の市場代表者からは、その値段による売注文と買注文とを高台に向かって手振り(ハンドサイン)によって申し出ます。

取引所の市場担当者は、売りが多いときは1円ずつ値段を下げ、また買が多いときには、1円ずつ値段を上げるなどによって値段をセリながら、売と買との申出枚数が一致したときの呼び値をもって、その時のすべての取引を成立させます。これを俗に「板寄せ(板寄せ式競争売買)」と呼んでいます。

 

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