商品先物取引

16. 商品先物取引とはなにか

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商品の取引所では、農産物や工業品の原材料の価格が、毎日の立会ごとに少しずつ違うのは、品物がいつも同じ数量だけあるとは限らないことや、売る人の数も買う人の数も瞬間ごとに違っているからなのです。商品の値段は、安く買いたい人と高く売りたい人との攻めぎ合いで動いています。

また品物の価格は、動こうという性質を持っているともいえます。一般に「相場」と言っているものは、値段の動く性質を指していると考えてもいいのです。世の中のほとんどのものは、商品と同じに需要と供給のバランスによって動いています。

それを取引所という公共の機関で多数の売手と買手を集めて、公開で売買が行われると、生産者は取引所で売っておいて、規定の日に代金を受取ることもでき、問屋は取引所で買付ければ、品物を受取ることができます。

商社も仕入れや販売に取引所を利用したり、手持の在庫をヘッジするために、取引所の「取引き」を利用することになります。

しかし、私たちが相場をするのは、何トンもの品物が欲しいのでもなければ、手持ちの品物を売るためにするのでもありません。取引に参加して、差額を儲けるために売り買いするだけなのです。

取引所の商品は、手続きさえすれば誰でも売買することができますから、数量の最低単位はありますが、ほとんど自由であると言えます。一般の商取引のように不渡りやキャンセル、品質や品物のとり違いなどを心配する必要はありません。数百枚単位であれば、銘柄によっては建玉の制限はありますが、取引所の立会(たちあい)で、何時でも・誰でも・好きなだけ売買できるわけです。もちろん取引の結果は、保証されているわけではありませんから、儲けることを自分の努力でカバーしていかなければならないといえます。

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