相場の心得

相場に運は必要か

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運が良かったとか悪かったとかは、いつ誰にでもあることだが運を天に任すことなどできないのが相場の世界である。宝くじが当たるかどうかも、買わなければ当たらないのと同じように100枚買った1枚も、1枚しか買わなかったその1枚も当選の確率は同じである。その機会を待とうとすれば「三年」くらいの循環なのだろうか?

「人間万事塞翁が馬」「三年鳴かず飛ばず」「石の上にも三年」というのは周期を言っているのかもしれない。人のためになることや人助けをし、善行を積めば運に恵まれるかといえば必ずしもそうではない。

悪党でも幸運があるから、善悪によって運が左右されるということはなさそうである。もちろん悪いことばかりをしていれば、自然界の定めで罰を受けたりすることもある。

生まれながらにして強弱の運命があったり、それが因縁であるかのごときは如何なものか。最初から仕組まれて、天が与えるものだとは思えない。上げ波動で利益が乗ったら、両建てナンピン売り上がりと年中売買していては気が休まらない。

運・不運に周期があるとすれば、好不調に合わせて一息入れることではないだろうか。「儲かったら休み損切りしたら休む」ような余裕が必要だ。

好運を望むよりも、天が与えてくれる方を選んではどうだろうか。「何でも人のせいにする」「自分勝手」な人はどんな仕事にも向かない。冷静になって考えてみても自分のことは解からないから、この世の中で成功したいなら人の道に反しないことを心がけるようにしたい。

相場でも儲ける人は不思議と明るい人で礼儀も正しい。自分をわきまえているから、引くところを知っていて勝率は同じでも大損しない。勝ちが少しでも上回れば、一時損をしても必ず挽回するものである

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