株式相場の常識

自己責任と市場関係者

2004年の流行語大賞にノミネートされた流行語が「自己責任」です。戦争状態のイラクに入った日本人が、テロリストに拘束された事件を覚えている人は多いでしょう。株式売買の場合は、儲け話をあまりにも鵜呑みにして、結果が悪ければ他人のせいにするような投資家が多いために強調された言葉ではないでしょうか。

株式投資における自己責任とはいうまでもなく、売買の結果はすべて売買するために金を出した人の責任に帰すというものです。当たり前のことですが、アドバイスを受けていて損したら、他人のせいにもしたくなります。もし失敗したらそれを教訓にしたいものですが、失敗は振り返りたくないという心理が働いて、原因を突き止めようなどとはしません。

これは、プロ、初心者を問いません。どちらも小さな利益と大きな損失を繰り返しています。なにをやっても失敗はつき物ですが、その失敗から何を学ぶかはその後の投資結果にとって大変重要です。同じ失敗を繰り返す人がいるから、同じ失敗をしない人は儲かるのですからこういう人が多いことに越したことはありませんが、前者の仲間には入りたくないものです。

成功するには、かなり勉強しなければ無理で、株式投資は難しいというのが一般論です。しかし努力だけで成功するなら努力を惜しまないはずですが、最低の努力は大切でも必ずしも勉強だけではないところに株の奥深さがあります。

市場関係者という人達

業界関係者とか業界通と同じような意味で、株式にも市場関係者という人達がいます。実際に株を売買している人はもちろん「関係者」だろうと思いますが、証券会社の社員や評論家なども広義の市場関係者です。

テレビの株式解説などでよく見かけるのは、「こんなことでこうなったので、今後はこうなったらこうなる」式の値動きに関することです。この解説はほとんどの場合、株式投資に参加していないひとが、結果に無理やり理屈をつけています。この話を聞いてもっともらしいと思っても、決して信じてはいけません。なぜなら、その解説で儲けられることはないからです。だから、まったく当てにならないと思ったほうがいいのです。

[最終更新日] 2016/03/18







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