FX外国為替証拠金取引

マージンコール

ポジション(建玉)の含み損が増えて、口座の残高が業者が決めた一定の水準以下になると、強制的に決済されるか追加の証拠金を求められるルールがマージンコールです。ギリギリの資金で目いっぱいの建玉をすると追証は恐怖となります。

スワップ狙いの高レバレッジは危険

日本国内で5、6パーセントの金利が得られるなら、FX証拠金取引で価格変動のリスクを負ってまで「スワップ金利」を得る努力をする意味がありません。

どの本にも「レバレッジをかければリスクは高まる」と書いてあります。証拠金取引では売買の相手であるFX業者に証拠金を預けていますが、証拠金は担保であり、実際は業者から資金を借りて、売買をしていることになります。

業者もそれが仕事ですから、損失額が客の預けた証拠金の50%になると、追証(マージン・コール)を入れさせ、資金を追加しなければ取引を強制終了させて、貸したお金を回収しなければなりません。

たとえば、1米ドル=100円で1万ドル買うと、円で100万円になります。それを2倍のレバレッジで運用しようとすると、証拠金は半分の50万円を預託すればいいことになります。

証拠金が50万円ということは、損失が50%の25万円を超えると、追証になり「証拠金を追加する」か「取引を終了させるか」迫られることになります。

取引を終了すると、最初の証拠金50万円から、その時点の損失額を差し引いた額が戻ってくることになります。

この例によると、50万円の証拠金で、1万ドルを購入した場合、1ドル100円が1ドル75円にならない限り、追証がかかることはありません。

1ドル100円が75円に絶対ならないという保証はありませんが、2倍のレバレッジなら、かなりの安全圏で、長期の取引ができると推測できるのではないでしょうか。

ちなみに、1ドル100円のときに、50万ドルを買うと、円建てでは5000万円になります。証拠金の額が50万円のままなら、証拠金に対して100倍のレバレッジをかけたことになります。

FX証拠金取引はなにもしなくても利益になる方法がある

FX証拠金取引には先物取引と同じように、上がる予測の「買い」と、下がる予測の「売り」の2通りの取引方法があります。

また、通貨AとBは通常「Aが上がればBが下がる」「Bが上がればAが下がる」という動きをしていますが、月に1度くらいの割合で、価格差が大きく離れたり、小さく接近したりします。その時に「売り」や「買い」の取引を入れて、元の開きに戻った時に決済する、「サヤ取り」のような取引方法もあります。

そして、第三の方法として、スワップ金利を稼ぐ取引方法があります。FX証拠金取引で単純に「売り買い」をした場合、通貨を売ると「金利」を取られますが、逆に通貨を買うと、取引が行われていない日でも、毎日「金利」をもらうことができるのです。

このようにスワップ金利のかかる「売り」を短期間にとどめて、買いを中心に通貨ペアの組み合わせをしたり、スワップ金利だけを狙う取引に徹しても、為替の利益が発生するまで1年かかっても、毎日利益が増え続けますので安心して取引ができます。

外貨建て金融商品の中で最も有利なFX証拠金取引

これまで個人が外貨投資をやろうとすると、外貨預金や外国債券などしかありませんでした。ところが、1998年に改正外為法が施行され、銀行に限定されていた外国為替業務が、銀行以外の業種にも開放された結果、登場したのが「FX(外国為替)証拠金取引」です。

「外国為替証拠金取引」を取り扱っている業者は、オンライン証券や商品取引会社、投資顧問会社、など200社近くあります。外貨建て金融商品のなかでも、もっとも取扱業者の多いにもかかわらず、これまでこの取引が脚光を浴びなかったのは、はっきりいえば「違法業者」がたくさんいたからです。

これまで「外国為替」といえば、海外旅行をする時、銀行でドルに換える時くらいしか、縁がなかったわけです。「為替取引」といったら、海外先物とか海外為替取引とか言って、ルールなしの悪徳業者が、詐欺まがいの取引を強要するなど、人を騙すことが話題になる世界でした。なかには客から預かっていた証拠金をもち逃げする不届きな業者いたくらいです。

それも、取引業者の設立を認可する官庁や業界団体がなく、営業ルールなども不透明だったのが、2005年7月に施行された「改正金融先物取引法」によって、業界浄化の動きが進むことになりました。

業界が浄化されると、外貨建て金融商品の中でも、「外国為替証拠金取引」は、光り輝くようになります。というのも、高金利通貨で2、3倍のレバレッジをかけ、年10パーセントの金利を確保しながら長期運用するということなど、ほかの外貨建て金融商品では不可能といっても過言ではないからです。

ちなみに、銀行で外貨預金や外国債券のパンフレットを見ていただきたい。最も有利と思われるもので、5パーセント程度で、しかも手数料がかかり、リスクも負わなければなりません。

「外国為替証拠金取引」がこれだけ融通性の高い商品だということは、自分が負うリスクに応じて、レバレッジをかけることができ、さらに10パーセントを超える利率を確保することができる商品に人気が集中するのは当然かもしれません。

 

[最終更新日] 2016/03/14







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