FX外国為替証拠金取引

スワップ

FXの取引は「為替差益」を狙う取引だけでなく「スワップ金利」を狙う取引もあります。このスワップ金利とは2国間の金利差のことで、高い金利の通貨を買うと、外貨預金のように金利を毎日受け取ることができます。

買いで得られるスワップポイント

「豪ドル/円」を例にとると、豪ドルの金利(5.5パーセント)と、日本円の金利(0パーセント)との5.5パーセントの差がスワップ金利です。

金利の変化はありますが、基本的に金利の高い通貨(この例では豪ドル/円の取引で買いポジションをもつ)を買うと、金利の高い豪ドルを買って円を売っていることになるので、スワップ金利5.5パーセントが毎日もらえることになります。

ところが、売りポジションではその金利を払うことになるので逆スワップになり、金利を支払わなければなりません。

通貨の買い手には、土曜・日曜・祭日に関係なく、取引が行われていない日でも毎日スワップ金利が貰えるというメリットがあります。

このスワップ金利は、自動的に証拠金に加算され、口座残高が増えていきます。このスワップを使えば、証拠金の担保力を高めながら、スワップ金利を得ることができるのです。

スワップポイントつまり金利で儲ける

売り買いで儲ける他に、外貨を買うとスワップポイント(金利)でも儲けることができます。このスワップポイントとは、各国の通貨の間で生じた金利差が生み出す利息のことです。銀行預金や外貨預金のように、金利利息で儲けることもできます。

為替レートに関係なく、年利0.1パーセントの円を借りて、年利3パーセントのドルを買えば、1米ドルにつき2.9パーセントのスワップポイントを、毎日貰うことができます。仮に、米ドルを1万通貨買うと、1日130円程度の金利収入を得ることができるのです。1年で4万7千円ほどになります。

さらに、レバレッジを100倍に利かせて、10万通貨にすれば、年47万円にもなります、しかも、手数料は限りなくゼロに近く、同時に為替変動を願うことができる点が、外貨預金と圧倒的に違うところです。

FX証拠金取引はなにもしなくても利益になる方法がある

FX証拠金取引には先物取引と同じように、上がる予測の「買い」と、下がる予測の「売り」の2通りの取引方法があります。

また、通貨AとBは通常「Aが上がればBが下がる」「Bが上がればAが下がる」という動きをしていますが、月に1度くらいの割合で、価格差が大きく離れたり、小さく接近したりします。その時に「売り」や「買い」の取引を入れて、元の開きに戻った時に決済する、「サヤ取り」のような取引方法もあります。

そして、第三の方法として、スワップ金利を稼ぐ取引方法があります。FX証拠金取引で単純に「売り買い」をした場合、通貨を売ると「金利」を取られますが、逆に通貨を買うと、取引が行われていない日でも、毎日「金利」をもらうことができるのです。

このようにスワップ金利のかかる「売り」を短期間にとどめて、買いを中心に通貨ペアの組み合わせをしたり、スワップ金利だけを狙う取引に徹しても、為替の利益が発生するまで1年かかっても、毎日利益が増え続けますので安心して取引ができます。

何を売買するのか

FX(外国為替)証拠金取引で得られる金利のことを「スワップ金利」と言います。また為替レートの上げ下げによって得られる利益を「為替差益」と言います。

「為替差益」は、24時間世界中で取引が行われており、為替レートの変動を売買することで得られる利益です。他方、「スワップ金利」は、安い金利の通貨を「売って」高い金利の通貨を「買えば」金利差を得られる(儲けの仕組み)ことになります。

差益を狙うには、四六時中為替から目が離せないのに対して、スワップ狙いは、できるだけ長く取引を続けていくことが有利になります。為替差益では大儲けや大損があるのとは逆に、スワップは儲けは小さくても、地道にコツコツ型の投資ができます。

スワップでどんな通貨を売買するのか

FX証拠金取引というのは、実際にはどんな取引なのでしょうか。まず取引を開始するには、売買する「通貨」を選ぶことになります。

通貨の種類は業者によって違いますが、多く扱っているところは、100種類以上という業者もあります。たくさんの通貨で買い建をして、リスクの分散を考える人は別として、通常は数十種類あれば十分だと思われます。

それほど馴染みのない自分でもよく知らない通貨に投資しても、リスクを軽減する効果があるかどうかは、解らないといったところが実際ではないでしょうか。

馴染みといったところでは、何といっても「米ドル-円」です。1991年に誕生した、欧州統一通貨「ユーロ」も重要ですが、基本は「米ドル」で、多くの場合「米ドル-円」が動いて初めて、他の国の通貨も動くことになります。

そこで、高金利通貨で「スワップ金利」を狙うなら、円をベースに、ニュージーランドドル、豪ドル、英ポンド、米ドル、ユーロという順番の組み合わせになります。

円を介さない他国の通貨同士の組み合わせもありですが、そんなにマニアックにならなくとも、「円」対「主要な国の通貨」でも、十分に利益を確保できる取引ができます。

1万米ドルを持っていると、日本の低金利では考えられないことが起こります。1日150円くらいのスワップポイントが発生し、土、日も休むことなく毎日、毎日150円の金利が入ってくる、これが「スワップ金利」です。

同じリスクで4倍のスワップを得る方法

ところがドル以外の通貨にすると、スワップポイントが毎日600円と、ドルの4倍の金利がもらえるのです。

外貨預金は「円をドルに換えて」持っていると、ドルの金利5.25パーセントが貰える預金ですが、手数料が高くて為替の変動リスクもあるので人気がありません。

その点、FX証拠金取引は「手数料なし」「レバレッジが利いて」「スワップ金利が貰え」「差益もゲット」できるなど有利な点が目につきます。

1万米ドルを円で買うと、為替が100円/ドルのときは100万円必要です。この1万米ドルに対して1日150円のスワップ金利がもらえますから、100万円で1万ドル買った人が1日150円もらえるということです。

この「100万円で1万ドル買う」ことを、レバレッジが1倍と言い、レバレッジ2倍と言えば用意するお金が50万円で済み、10倍であれば10分の1の10万円を用意するだけで、1万ドルが買えるわけです。

2002年から2007年の5年間のドル/円の動きをみると、100円~130円で推移していて、変動幅は30円ほどです。中心の115円から上下に、13パーセント変動していることになります。

この変動幅がFX証拠金取引で、スワップポイントを狙って取引するときの「リスク」になります。つまり、最低でも1ドル100円になったときのことを考えて、資金を用意する必要があるし、それ以下になることも考えておかなければなりません。

この115円から下げた時の100円とはどういうことかというと、1万ドル持っていると、15万円のマイナスが出るということです。言うまでもなく10万ドルなら、150万円のマイナス勘定になります。これがリスクです。

銀行の定期預金が0.2パーセントなら、定期預金の変動幅はありませんから、満期になれば間違いなく0.2パーセントの金利が貰えます。

そこで誰でも考えることは、金利の変動幅が小さく、金利も高い通貨はないかということではないでしょうか。そんな都合のいい通貨があるんです。それは特殊な通貨政策をとる「USD/HKD」(「米ドル/香港ドル」)です。

香港の通貨政策でUSD/HKDは7.7500~7.8500のレンジで制御されているのです。ドル/円と比べると、約24分の1しか動かないのです。しかも、1日スワップ金利は、1.7香港ドルの日本円にすると約26円ほどになります。

「米ドル/香港ドル」は、「ドル/円」に比べ24分の1しか動かないので、リスクも24分の1です。逆にいえば「米ドル/香港ドル」は、「ドル/円」の24倍のレバレッジを掛けてちょうど同じリスクなるといえます。

スワップ金利は1日「米ドル/香港ドル」は26円であるのに対して、「ドル/円」は150円です。そこで、「米ドル/香港ドル」は「ドル/円」の24倍のレバレッジをかければ、26×24=624円のスワップ金利が貰えることができることになります。

これがレバレッジの利点で、同じ資金でも24倍の取引をしても同じということです。そうすれば、「米ドル/香港ドル」を使って、「ドル/円」と同じリスクでの4倍のスワップ金利が得られることになります。

USD/HKDの SWAP金利は毎日変更されます。毎日チェックしていただく必要がありま す。

 

[最終更新日]2016/03/14

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