為替は相場で変動します。1ドル=112円だったのが、明日は110円になるということもあります。その時FX証拠金取引をしていれば、この為替の変動によって、損をしたり得をしたりすることも当然あるわけです。この為替の変動により利益や損失のことを為替の「差損益」といいます。
新聞やテレビのニュースで、「円高・円安」という言葉を耳に知ることがあると思います。では、1ドル=110円が1ドル=105円になった場合、「円高・円安」のどちらでしょうか。
為替の場合、商品を買うときドルで買うことを考えるとわかりやすくなります。為替が1ドル=110円の時に1ドルの商品を買おうと思えば、110円必要なわけですが、同じ値段の同じ商品を1ドル=105円の時に買えば105円で帰るわけですから、5円安くその商品を買うことができます。
つまり、その国の通貨(ドル)に対して「円の価値」が高くなることを「円高・ドル安」といい、その逆を円安というわけです。
為替の変動は日常生活にも現れます。値段がほとんど変わらない60,000ドルの車を、1ドル=100円の時購入するのと、1ドル=130円の時購入するのとでは180万円もの差があることになります。
1ドル=100円×60,000米ドル=600万円
1ドル=130円×60,000米ドル=780万円
FX証拠金取引でも同じようなことがいえます。1ドル=100円の時10,000ドル買って、1ドル=110円の時売れば1万円の利益になります。
1ドル=100円×10,000米ドル=100万円
1ドル=101円×10,000米ドル=101万円
1?2円動くことはざらにありますし、1万米ドルの証拠金が3万円程度であれば、3倍程度はお小遣い程度の金額でできることになります。しかし、「100万円のへそくりを使えば・・・」などと考えないでください。損をすることもあるのですから。
FX証拠金取引を1ドル=100円が101円になる円安で説明しましたが、円安だけでなく逆の円高でも利益を得ることも可能です。「ドルを先に売り」「ドルが下がったら買い戻す」ことになりますが、「ドルを買う」のとはまったく逆だと思えば間違いありません。ちなみに、ドル/円でドルを売った場合は、今のところドルの方が円よりも金利が高いので、金利差をスワップ金利として支払わなければならないことを付け加えておきます。