世界の経済情勢から政治状況まで、各国のあらゆる出来事を総合的に判断分析して売買に役立てる?なんて、とものできたものではありません。個人にできるのはせいぜい経済指標をチェックするくらいなものです。

しかし、それを自分なりに分析し、その結果を自分の売買に影響させるなどということは、実際には怖くてできません。専門家と呼ばれる先生方でさえ、相場の上げ下げには意見が分かれるのですから、誰も「正しい分析」などできるわけがありません。
FX証拠金取引の目的は、為替取引で儲けることです。相場の分析に時間を費やしてする、そのこと自体が目的ではないのです。ファンダメンタル分析は、分析すること自体に意味のある職業の専門家に任せておいて、実践家は参考程度に受け止めて信じ込まないことがことが大切です。
もちろん、まったく不要だとは思いません。ファンダメンタルズ分析の自分なりの予測結果を、今後の相場観を身につけることに役立てることでは意味があります。
現実的なのはファンダメンタルズ分析の基礎となる、世界の基軸通貨である米ドルの動向くらいは把握しておきましょう。かなりの確率で、アメリカの経済指標の発表直後などはかなり乱高下します。
経済指標や金融政策が新たな材料となって、相場の流れを大きく変えることもあり、取引会社から「注意」の連絡メールが入ることもありますが、慌てないでください。
特に重要なアメリカの経済指標として以下の3点があります。
・貿易収支(毎月月末に発表)
・雇用統計(通常毎月第1金曜日に発表)
・GDP(3 ヶ月ごとに発表)
しかし、これらの指標を確認したとしても、やはり分析はできません。何をどう見ても「上げ下げ」の数値やシグナルが書いてあることはありません。