CFDは株式や商品そのものを売買するのではなく、取扱業者が設定した「株式CFD」や「商品CFD」を取引します。あらゆる商品をCFD化することができるので、世界中の人が注目している「ニューヨークダウ」にも投資することが可能です。

CFD取引の種類

CFD取引は様々な種類の取引が考えられます。株式、株価指数、商品先物、債券、業種別指数、外国為替と多岐に渡り、そういう意味で世界中に存在する金融と引きひきを網羅していると言ってもいいくらいです。

株式CFD

CFDの株式は、株式の値動きを取引するCFDです。日本のCFD業者では、東証一部に上場している225銘柄の取引可能です。

海外のCFD業者では取引できる数が異なりますが、4000銘柄を超える世界各国の上場株式(アメリカ、ヨーロッパの先進国やインド、中国ブラジルなどの新興国の株式まで)や、グーグルやマイクロソフトと言った株式も取引が可能になります。

さらに、「株式CFD」と言っても、通常の株式取引と全く同じ感覚で行うことができ、しかも24時間取引、小額から、信用残にかかわらず、売りから入ることができるのもメリットです。

株価指数CFD

株価指数とは、株式市場全体の動きを平均化してひとつに集約したものです。日本で株価指数といえば、日経225やTOPIXであり、アメリカではNYダウ、ナスダック、S&P500などが株価指数です。

ヨーロッパ各国の株価指数は馴染みがないかもしれませんが、 ドイツのDAX、イギリスのFTSE、フランスのCACなどが有名です。中国の上海総合指数、香港のハンセン指数、インドのBSEなど、新興国の株価指数CFDも取扱っている業者もあります。

商品先物CFD

商品とはご存じの通り、金、銀、原油などのいわゆるコモディティの値動きを対象とした取引です。商品先物は東京、ニューヨーク、シカゴ、ロンドンなど、世界の主要産業取引所で取引されています。

通常、東京、ニューヨーク、ロンドンと、各国ごとに商品先物取引所が分かれており、取扱時間や取扱っている銘柄にばらつきがあります。

しかし「商品先物CFD」は、世界中の商品先物取引をひとまとめにしているので24時間取引可能です。さらには、アメリカ市場でしか取引できないWTI(原油先物価格)も取引可能であったり、金などの現物を対象にしたCFDもあり、限月を気にすることなく取引することが可能です。

債権CFD

債券は、国、地方、企業などが発行する借用書のことですが、投資家が資金を調達したい国、地方、企業の債券を買うことで、国、地方、企業は期限(債権の満期日)が来たら投資家に利子をつけて返済することになります。

元々債券は機関投資家やヘッジファンドなど、ごく一部のプロしか取引できませんでしたが、近年は個人投資家に対する自由化が進んでいます。さりとて、株式や商品先物と比べ取引量が極端に少なので、積極的に投資すると言うより、リスクヘッジとして考えておいてもいいと思います。

業種別指数CFD

業種別指数とは、証券取引所に上場している「業種全体」の動きを平均化して数値1つに集約したものです。日本の業種別指数は、銀行、保険、小売、輸送用機器などの「業種別」に分類していて分かりやすく、選びやすくなっています。

業種別指数は、「業種別」の数10銘柄に分散投資することになるので、それなりにリスクを分散することができます。

外国為替CFD

外国為替つまりFXのCFD版です。

その他のCFD

上記以外には「二酸化炭素排出権取引」などもあります。CFDは相対取引であると同時にデリバティブの一種ですから、CFD業者が自由に銘柄を組み合わせることが可能ですから、将来的に需要に合わせてより多くの取引銘柄が現れる可能性があります。