futures 先物取引入門

為替って通貨のこと?

FX証拠金取引の基礎知識


「現在のロンドン市場の円相場は105円10-20銭です」 「現在のニューヨーク市場の円相場は110円02-12銭です」というような場面を見ることがあります。前述のように「ロンドン市場」「ニューヨーク市場」という言葉は単にその地域の取引参加者がもっとも多い都市名を形式的に使用しているだけで、その時刻その瞬間での市場における相場はひとつしかありません。

為替レートは24時間変動する

120円10-20銭や120円02-12銭という為替レートは、市場に参加している世界中の銀行のうちの一行のさらにそこに勤務する為替ディーラーのひとりが、単独に情報端末に入力しているだけのことであり、実際の取引されている為替レートと乖離している場合もあるのです。したがって、ロンドン市場の為替レートとニューヨーク市場の為替レートの水準が異なることなどありえません。市場が違えど相場はひとつなのです。

株式や商品、先物などはそれぞれ「東京証券取引所」、「東京工業品取引所」、それに「東京金融先物取引所」などという建物の中で取引される「取引所取引」なのに対して、 外国為替は「相対(あいたい)取引」と呼ばれるもので、不特定多数の市場参加者と一対一の取引となるのです。「外国為替市場」「外国為替取引所」なる物理的な建物は存在しません。

しかし、取引所取引では自分の買った(または売った)相手など解らなくてもいいわけですが、 相対取引は必ず買った(または売った)相手が特定されます。このように、外国為替市場はすべて『相対取引(OTC/Over The Counter)』という1対1の取引が特徴です。

通常、証券取引では東京証券取引所のような取引所で売買が行われます。 最近ではオンライン取引が主流になっておりますが、その際は自宅から取引のある証券会社の電子システムを通じて、 取引所に注文が送られます。そこに注文が集中し、売買がおこなわれ、値段が決められていきます。

外国為替市場は「取引所が存在しない」ので、買いたいという声が上がると、いくつかの為替ブローカーと呼ばれるところから世界を通じ、売ってくれる人を探します。そして、お互い値段が合意した時に成立しますから、およそこのレート近辺で取引が行われています。

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