株と違いFXの取引対象となる通貨ペアは、せいぜい20通貨と限られています。ドル/円だけを売買するなら、その通貨をチェックすればいいわけです。そのドル/円の売買は円でドルを売買することで、1ドル100円で買って1ドル110円で決済すれば1ドルで10円の儲けになり、逆に売った値段より安くって決済すれば利益になります。

通貨の組み合わせと円安、円高

外貨と言うと真っ先に思い浮かべるのは「ドル」ですが、いわゆるクロス円と呼ばれる「ドル/円」「ポンド/円」や「ポンド/ドル」「ポンド/スイスフラン」などの外貨同士の組み合わせもあります。

クロス円

「ポンド/円」「豪ドル/円」「ユーロ/円」など、日本円と米ドル以外の組み合わせをクロス円と呼ぶのは、米ドル以外はその通貨と米ドルとの交換レートで算出するからです。つまり「ポンド/円」は「ドル/ポンド」と「ドル/円」の交換レートから算出されます。

相場が大きく動くことから「ポンド/円」や「ポンド/ドル」「ポンド/スイスフラン」などに人気がありますが、相場が動くから儲かるとは限らず、逆に損をする機会も大きいわけです。どの通貨を取引するかは、流通量が多く安定した動きの通貨を選ぶべきです。

「馴染みがある」とか「聞きなれているから」などなんでもいいので、ひとつの通貨になれてから複数の通貨をチェックするようにしましょう。

円安と円高

「円高」では対通貨に対して円が高くなることですから、少ない円でその外貨を交換することができます。通貨の組み合わせでは、どちらかが高くなれば他方が安くなります。チャートで見ると右肩上がりのチャートは円安、その逆は円高がクロス円は共通です。

ドル/円でいえば、先に来る「ドル」を円で売買することになるので、ドルが上がると思えば「買い」で、下がると思えば「売り」になります。チャートで見ると右肩上がりのチャートは買い、その逆に右肩下がりのチャートは売りです。

また、交換レートは売りと買いの2種類あり、ニュースなどで「ドル/円」は「100円01銭から10銭で取引されている」と言えば、売りが100円01銭で買いが100円10銭と言う意味になります。