買う権利をコール・オプション、売る権利をプット・オプションといいます。オプションの買方は売方にオプション料(プレミアム)を支払うことで権利を取得し、売方はオプション料を受取り、買方にこの権利を与えます。

買方が権利を行使すると、売方はそれに応じる義務があります。買方は権利行使の義務はありません。オプションは、コール・オプションの買いと売り、そしてプット・オプションの買いと売りという4つの選択肢を組み合わせる取引です。

日経225オプション取引は少額からできる

日経平均株価(日経225)の値上がりを見込んで、プレミアム5円の「コール・オプション」を1枚「買う」または、日経平均株価(日経225)の値下がりを見込んで、プレミアム5円の「プット・オプション」を1枚「買う」場合は、5円×1000倍×1枚=5,000円で最低単位の1枚が買えます。しかも「買う」場合は、代金を支払うだけで証拠金は不要、損失も5,000円の限定です。

プレミアムとは保険のこと

「プレミアムがつく」とか「プレミア」というと、本来の価値に付加価値がついた状態をいいますが、オプション取引で言うところの「プレミアム(Premium)」とは、「保険料」とか「掛け金」とかという意味になります。

現物株を保有している法人や機関投資家は、急激な値下がりに備えて、少額の代金でプレミアムを買っておきます。これで、仮に現物の株価が値下がりしても、損失が穴埋めできます。

また値下がりしなかった場合は、支払ったプレミアムが無駄になりますが、損失は限定されます。これで「保険」の役割を果たしたことになります。

コールとプット

オプション(Option)は「選択」とか「権利」の意味ですが、オプション取引とはまさしく、オプション(権利)の取引(売買)のことです。

「オプションの買い」では、オプション代金(プレミアム)を支払って「権利」を手に入れ、反対に「オプションの売り」では、買い手が支払ったプレミアム代金を受け取ることで、買い手の権利行使に答える義務を負うことになります。

コール・オプション
(買い付ける権利)
買い → 日経平均株価上昇で利益売り → 日経平均株価下落で利益
プット・オプション
(売り付ける権利)
買い → 日経平均株価下落で利益売り → 日経平均株価上昇で利益

オプションの買い手は、権利行使が有利な場合は権利を行使し、不利な場合は放棄できます。売り手は不利になっても権利行使に応じる義務がありますが、買い手が権利を放棄すると、先に受け取ったプレミアムが受け取れます。

日経225オプション取引の証拠金

日経225オプション取引の売り手は、相場が予想に反して損失が膨らんだ場合に備え、証拠金を差し入れる必要があります。他方買い手は、損失がプレミアム代金に限定されるので、証拠金を差し入れる必要があります。

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