オプションの売り手は巨大な資金を持った機関投資家で、10年に一度しかないかのリスクに備えるためにヘッジのための買い手にもなります。逆に、小額の資金しか持たない個人投資家はヘッジする必要がないので、安全で魅力的な商品であるイチかバチかの「オプションの買い」だけが売買の対象になります。

日経225オプション取引の魅力

日経225オプション取引は日経平均株価が大きく動くと儲けられる「買い方」と買い方の掛け金を受け取る「売り方」の相対取引です。「買い方」は買ったプレミアム代金に限定され、利益は無限大の取引です。

日経225オプションは現物株の保険つなぎとしての側面もあり、売り手は証券会社や機関投資家で、買い手は小口の投資家です。取引期限の1ヶ月以内に、日経平均が上がると考えた人はコールを買い、逆に下がると判断した人はプットを買います。買い手は「買う権利(コール)」と「売る権利(プット)」をいずれも買います。

この「オプションの買い」は、レバレッジ(てこ)の働きによって、1日で数倍になったり、1週間で5倍、10倍になったりすることもあります。しかし、1ヶ月の間に日経平均が1,500円以上動かなければ買い方はほとんど勝てないと言われるほど、オプション取引は「売り方」が圧倒的有利に設計されています。

オプション市場には、大幅な上昇や下降を狙う「買い方」と、横ばいの相場でも儲かる大手の機関投資家の「売り方」が参加します。大口の投資家はおおむね株を買っているので、株価が上がれば儲かり、横ばいの時はプレミアムで儲かり、株価が暴落すればプットのオプション「買い方」になってヘッジ(保険)するなど、相場にどんな事態がおきても大丈夫な状態を作り出すことができます。

日経平均株価だけのテクニカル分析

日経平均株価を分析するだけで、現物株のように多くの銘柄の中から選んで、個別の銘柄を分析をする必要がありません。

1000倍のレバレッジが利く

オプションなら数万円で数千万円の取引ができます。権利行使価格13,000円(プレミアム500円)を買うには、500円×1000倍=50万円の資金が必要になります。

最悪でも投資した資金がゼロに限定

オプションの買いに限定すると、リスクは限定されています。思い通り行かなくて失敗したとしても、投資した金額(上記の50万円)がゼロになるだけで、それ以上の損失が発生することはありません。