日経225先物取引

日経225先物取引の建玉と決済

あらかじめ定められた期日までに決済する取引の流れと損益の確定。先物取引の利益に対して申告分離課税の20%(所得税l5%+住民税5%)が課せられる。

あらかじめ定められた期日までに決済する取引の流れ

株価指数は抽象的な数値で、約定した価格との差額の授受を行うことで決済が行われることを「差金決済」と言います。

先物を「買う」または「売る」と取引が開始されます。その取引を開始した後、転売、買戻し、最終決済などの決済をしていない「未決済の約定」を、建玉(たてぎょく)といいます。

取引の開始後に、買いの建玉は転売、売りの建玉は買戻しをすることによって決済しなければなりません。満期日の前日まで「反対売買」をして建玉を決済しないと、満期日に強制的に決済されてしまいます。

  1. 売買が成立している時点では、金銭の受け渡しは行われません。
  2. 反対売買(満期日の前日まで)によって差金決済すると、決済した時点で損益が確定します。
  3. 満期日の前日までに差金決済を行わないと、満期日には特別の指数(SQ値)で強制決済されます。

損益の確定

決済には期間中の反対売買による差金決済と、最終決済日に行われるSQ値との差金決済があります。

11,000円で買ったものが10,000円に値下がりしたら、(10,000円-11,000円)×1,000倍(miniは100倍)=-1,000,000円と手数料(miniは-100,000円と手数料)が損金。

10,000円で買ったものが11,000円に値上がりしたら、(11,000円-10,000円)×1,000倍(miniは100倍)=1,000,000円-手数料(miniは100,000円-手数料)が益金。

反対売買による差金決済とは、買建玉を売って買ポジション(ロング・ポジション)を清算(転売)するか、売建玉を買い戻して売ポジション(ショート・ポジション)を清算(買戻」)することです。SQの日より前までに、「ロングポジション」を高く転売したり、「ショートポジション」を安く買い戻すことによって利益を得る決済方法のころです。

また、SQ(Special Quotation)による決済とは、反対売買による差金決済のように、SQ前日までに建玉の決済をせず、3月・6月・9月・12月の第2金曜日の「日経225構成銘柄」の始値によって計算される最終清算指数(SQ値)によって、強制的に決済する方法のことです。

日経225先物取引の税金

日経225先物取引で利益が出たら、かならず確定申告をしてください。この「日経225」の「先物・オプション口座」は、現物株や 信託などの「証券口座」とは異なり、証券税制優遇措置の対象ではありません。

したがって、現物株取引との損益通算ができません。* 先物やオプション取引は、先物の利益に対して「申告分離課税」の20%(所得税l5%+住民税5%)が課せられます。

損が出た時にも、確定申告をしておきます。先物取引の明細書を、申告の際に税務署に提出すると、この翌年以降の損失分は、最長3年間、控除の対象となります。

 

[最終更新日] 2016/03/14







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