商品先物取引は、取引を行う担保としての「証拠金」を預託することで、その証拠金の10倍以上の取引金額の取引を行うことができる証拠金取引です。このハイリスク・ハイリターンの先物商品は、投下資金に対する資金効率に優れている点が、積極運用としての魅力のひとつになっています。

中国、インドなどの経済新興国の発展と人口増加が、爆発的な商品の需要をもたらしています。ところが需要が旺盛になれば、農産物の生産コストは上昇し、資源の供給もより困難になり、生産コストも高騰します。商品の需要と供給は大きく変化し、長期的に物不足となることが、マーケットをホットにしています。
ガソリン、大豆、金などの身近な生活に欠かせない商品は、新興国の旺盛な消費意欲に支えられて、過去最高値を更新する商品も出てきました。商品の価格に一番影響するのは需給のバランスです。この需給のバランスが崩れ出すと、大きな価格変動が起こり、投資家にとって絶好のチャンスとなります。

超ハイリスクも魅力のひとつ

商品先物取引は先物取引の魅力である、差金決済、資金のレバレッジ効果のほか、株式との関連性が低いので、リスク分散にも適しています。

一般に商品の売買(取引)をする場合には、100万円の商品を買って、それが120万円になった時に売れば、20万円の利益が生じます。ところが証拠金取引は、商品代金の100万円を支払うかわりに、代金の5~10%程度の証拠金を担保として預け入れることで、100万円の取引ができます。

この資金効果は、小さな元手で、大きな取引を行うことができるので、レバレッジ(テコ)効果と言われますが、投下資金に対する資金効率に優れている反面、相場が予測に反した場合は、相対的にリスクも大きくなります。