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非時系列グラフは、値幅が示す型を重視する。しかもそれぞれの違いは、高安の新値を重視するか、値幅の変動を重視するかで、設定するポイントを変えることにある。狙いはトレンドの確認を、それぞれの罫線のパターンで判断することにある。一見して陰陽転がわかりやすいように思えるが、商品の先物足では限月があることまで無視するために、見た目と実際の利益に、相違が出ることに注意しなければならない。
欧米でもこのポイント・アンド・フィギュア(P&F)や移動平均などが盛んに用いられる。特にP&Fは、パターン・トレンド・目標値算出と多種多彩に用いられる。しかし、株価の最終判断は「総合的に見て判断しなければならない」とされるから、いくら熟練しても悩むだけのような気がしてならない。パターンの中心は、放れのタイミングをつかむところにある。トレンドはラインをどこに引くかで2方式がある。目標値算出にいたっては「非時系列グラフ」でありながら、行数を期間と見てしまうところにかなりの無理がある。
いずれにしても、期間や時間が関与しないことや、価格の単位(刻み)をマス目の1単位にどう表現するかで、転換点や目標値に違いがでてしまうことに最大の問題がある。これらが「非時系列グラフ」が抱えている矛盾であり、それを克服しようと規定を追加していけば、益々複雑になり売買を実行するのが不可能なチャートに変身してしまう。チャートの欠点を補うのは、判断するときの規定ではない。P&Fの最大の利点は、先に触れた「放れ」をどうとらえるかである。どうしても使いたいのなら、”底練りや中段での保ち合いの後に、下に「穴を開けて」直近の高値を抜いたときが転換”この一点だけに絞ってやるべきである。
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