株式相場の常識

固定観念の見当違い

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会社の株式に投資するのですから、好業績の会社を選ぶに越したことはありません。好不況の波を繰り返しながらも業績を右肩上がりに拡大させている会社や現状に満足せずに常に技術革新を怠らない会社、、、、などというと限られた会社しかないので、それだけに商いが集中しても良さそうなのですが、必ずしもそうならないのは「そんな会社はつまらない!」と思う人がいるからです。

また、「良い会社は長期的に見る」などといいますが、株式投資は出資して利益を得ることが目的ですから、10年塩漬けというのでは気がなえてしまいます。投機ではなく出資などという言い方もありますが、こんなことを言っている評論家をみたら証券会社の回し者だと思って間違いありません。

短期を2~3ヶ月、中期を2~3年、長期は20~30年などという言い方もあるようですが、2~30年のチャートを見ても、今日買った株が安かったのか高かったのかはわかりません。買ったあと下げてはじめて高かったと解るだけです。この高かった株をどう処置するかが明日以降判断しなければならなくなります。

長期といって持ち続けたら、倒産する場合もあります。いくら優良企業だからといってないわけではありません。短期、中期、長期などという概念は、こと相場に関しては存在しないと思ってください。ずっと上がり続けたら長期投資であり、下がり続けたら明日にでも損切りという短期投資なのです。

出資も投機も言葉の違いだけです。投資に理屈はいらないのです。この株を買うのは「出資だ」などといって買う人はいません。株を買った途端投機だと思ってください。くれぐれも考えに考えに抜いて、下がってしまったら「これは出資だ」などと言い訳には使わないようにしましょう。

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